西和賀町では、伝統工芸品である「あけびつる細工」の材料となるアケビの確保に向けた取り組みが始まりました。長年、この伝統工芸品は地域に根付いてきましたが、材料となるアケビの安定供給は、年々難しくなっている状況でした。そこで、株式会社ベストも協力し、町内の山にアケビの苗を植え、将来的な収量確保を目指す試験栽培がスタートしました。
今回の試験栽培には、専門家や地域住民の協力があり、共にアケビの育成に取り組んでいます。このプロジェクトにより、今後も安定的にアケビが収穫できる体制を整え、未来の世代にも伝統工芸の技術と魅力を継承していくことが期待されています。
株式会社ベストとしても、この活動は西和賀町が大切にしてきた伝統文化を守るだけでなく、地域の産業振興にも貢献する重要な取り組みであると考えています。今回の取り組みは、2024年6月16日付の岩手日報新聞でも取り上げられ、多くの地域住民に注目されています。今後も、この活動を通じて地域の皆様と共に、伝統工芸の未来を築いていきます。
掲載:2024年6月16日岩手日報
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